まず、これだけ知っておけば選べます
退職代行は名前が似ていても、会社と交渉していいかどうかが法律で分かれます。ここを外すと「有給を消化したかったのに、伝えるだけで終わった」ということが起きます。
- 弁護士 — 交渉も請求もできる。未払い残業代や損害賠償を言われた場合も対応できる
- 労働組合 — 団体交渉権があるので交渉できる。ただし組合でも「交渉しない」と明記しているところがあります
- 民間業者・その他 — 退職の意思を伝えるところまで。交渉すると非弁行為になる
今回調べた7件のうち、労働組合として運営されているのは4件です。ところがそのなかにも、公式サイトに「交渉には応じておりません」と明記しているサービスがあります。種類だけで判断せず、そのサービス自身が何と書いているかを見てください。
あなたの状況で、選ぶ相手が変わります
先に読んでおくと迷わないもの
よく調べられている質問
退職代行を使うのはダメなことですか?
法律で禁じられている行為ではありません。退職の意思を本人に代わって伝えること自体は問題になりません。
「ダメ」と言われるのは、辞められた会社側の感情や、自力で辞められた人との前提の違いが理由であることが多いです。誰がどういう立場で言っているのかを分けて考えると、自分に関係のある話かどうかが見えます。
一番いい退職代行はどこですか?
退職代行を頼むといくらくらいかかりますか?
公式サイトに料金を載せている6件で、2,980円から29,000円まで開きがあります。
労働組合が運営するサービスでは、これに組合費が加わることがあります。安い順に並べた表で確認できます。
会社は退職代行を拒否できますか?
退職そのものを会社が拒否することはできません。期間の定めのない雇用では、申し入れから2週間で雇用契約が終了します。
ただし「代行とは話さない、本人と話す」という対応を会社が取ることはあります。この場合でも本人が応じる義務はありません。
退職代行を使うと転職先にバレますか?
退職の経緯が前職から次の会社へ自動的に伝わる仕組みはありません。離職票にも退職代行を使ったことは記載されません。
ただし業界が狭い職種では人づてに伝わることがあります。医療・士業・地域密着の専門職などに当てはまる場合は、そこも含めて判断してください。
業者が有給消化の交渉をするのは非弁行為になりますか?
弁護士でも労働組合でもない業者が会社と交渉すると、非弁行為にあたります。だから民間業者は「伝えるだけ」に留めています。
注意が必要なのは、労働組合として運営していても「交渉には応じておりません」と明記しているサービスがあることです。種類ではなく、そのサービス自身の記載を見てください。
2026年には非弁提携の疑いで逮捕の報道もありました。何が争点だったのかを時系列で整理しています。
即日で辞められますか?
連絡は当日に入れられます。ただし「連絡が当日」と「退職日が当日」は別です。
退職日までの期間は有給の消化や欠勤で埋めることになり、その扱いは会社とのやり取りが必要です。当日から退職までに何が起きるかを先に見ておくと、あわてません。
まだ迷っているなら、相談だけで止めて構いません
3件は、問い合わせや相談の段階で完結する窓口を用意しています。申し込みではないので、話を聞いて「やっぱりやめる」で終われます。
迷っている段階の相談も受け付けているサービスを選んで載せています。